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人間ドック検査項目別統計の異常頻度上昇(2011年)

(2013年3月の投稿に基づく)

『人間ドックの現況』(人間ドック学会、http://www.ningen-dock.jp/concerned/press/index.html に掲載)の人間ドック検査項目別統計は3百万人規模の大きな検診データです。毎年1月-12月の検査結果が集計されます。これだけ大きな規模のデータであれば、小さな相違や変化も高精度に検出できる可能性があります(回答状況によって年次間の連続性は完全ではないでしょうが、もしそのことによる大きな歪みがあれば、属性別の変化などからある程度チェックできるでしょう)。

2011年は、定例6項目の異常頻度に増加が目立ちます。肝機能異常が急伸、高中性脂肪は増加に転じ、高コレステロールと高血圧、耐糖能異常は加速。つまり6項目中5項目で増加が加速したり急に増えたりしているのです(グラフを参照)。肥満だけは若干減少しました。

人間ドック異常頻度2004-2011年


異常頻度の上昇が急であることを示すため、2005年以降について異常頻度の前年比変化(%ポイント)を比較すると(グラフを参照)、6項目中4項目で直近の2011年が増加幅最大です(肝機能異常、高中性脂肪、高コレステロール、高血圧)。とくに肝機能異常は顕著です。また、対照的に肥満は当該期間中の最低値です。

人間ドックにおける異常頻度の対前年比変化(%ポイント)


以下では特に増加の顕著な肝機能障害について詳細データを確認します。

まず、年齢層別に見ると(グラフ)2011年全ての年齢層で一様に急増しています。それ以前、2000年から2010年まではどの年齢層も横ばいでした。

人間ドックにおける肝機能異常頻度_年齢差と掲示変化2000-2005-2010-2011


次に2011年と前年(2010年)を比較すると(グラフ)、男女とも全ての年齢層で肝機能異常が上昇しています。年齢性別を問わない要因が想定されます。

人間ドックにおける肝機能異常頻度_性別・年齢別(前年との対比)


最後に地域別の比較です(グラフ)。2011年の肝機能異常頻度は全地域とも増加しています。地域を問わない全国的な動きであったと言うことです。しかし一方で、その増え方には地域により3倍程度の違いがあります。東北が大幅増加により全国で頻度第4位から第1位になりました。増加が少ないのは北海道、九州・沖縄、中国・四国です。その間が近畿、関東・甲信越、東海・北陸。

人間ドックにおける肝機能異常頻度の地域差(2010-2011年)


残念ながら2011年統計では前年まであった詳細地域別データ(地域毎の年別比較と性別比較、それに県別数値)が掲載されていないため、これ以上のことは分かりません。異常頻度が急増しており地域差が大きいので、とくに県別の数値を確認したいところです。2012年統計に期待します。


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